不動産は、時代とともに形を変えていくものです。すべての形が変わるわけではありませんが、時代の変化とともにおおよその形は変わっていきその中身も変わってきます。例えば、昔だったら考えられなかったような居抜き物件も存在しています。居抜き物件とは、前の借り主が造作や設備そして備品などをそのままに置いていき、新しい借り主がそれをそのまま借りるという形になる物件です。この物件の特徴は、前の借り主も新しい借り主もそれほど費用がかからないことです。前の借り主としては、退去する際にスケルトンにする必要がないため、原状回復費用が安くなります。一方新しい借り手は、設備や備品などがすでに整っているため、わざわざ購入しなくても済むのです。これが、不景気の時代のテナントになります。
東京近郊にはたくさんの物件がある
東京は、日本で一番人口の多い街になります。それと同時に会社やお店も多いため、とても便利です。居抜き物件を探す場合も日本の中では東京が一番有利と言われています。では、どのように探したらいいでしょうか。物件を探す場合は、昔なら知り合いから物件の紹介などを聞いたりしていましたが、最近ではほとんど不動産会社に任せてしまっています。特にテナントを探す場合は個人でよほど不動産オーナーなどとつながりがない限りはまず探すことは難しいでしょう。不動産会社で探す場合は、どこでもよいわけではありません。当たり前ですが不動産会社にもそれぞれ得意としている物件があるのです。居抜きについては多くの不動産を扱っていませんが、逆にそれ専門で扱っている不動産会社もありますので探してみましょう。
どのように不動産会社を選ぶかがポイント
不動産会社を選ぶときには、インターネットで選ぶ方法があります。特に40代とその下の世代は、10代から20代ぐらいのときにインターネットが広まっていますので、なじみがある人たちも多いでしょう。ちょうどIT革命のときに若い時代を過ごした人はインターネットに精通しているため、買い物をする場合でもニュースを知る場合でもスマートフォンやパソコンを利用してインターネットに接続します。つまり、不動産物件を探す場合もインターネットを利用する人が多いというわけです。ネットで物件を探す場合には、ランキングサイトなどもあります。不動産会社のランキングサイトを利用することで、良い物件を見つけることができそうですが、実際にはランキングサイトは、サイト運営者の主観であるため、根拠がない限り参考になりません。やはり、口コミなどを参考にした方がいいでしょう。